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Posted by 滋賀咲くブログ at

2016年07月27日

フランス菓子店

オ・ボン・カドーです。

前回の記事に「フランス菓子店」と「洋菓子店」と別けて書きましたが
もっと上手く説明できないかなぁと考えていましたが
いい例えがあったので補足させていただきますm(_ _)m




お菓子だとイメージしにくいですが料理のように
「フランス料理店」
「イタリア料理店」
「洋食屋さん」
と同じことです。

料理と同じように東京などへ行くと
「フランス菓子店」
「イタリア菓子店」
「ウィーン菓子店」
といったように区別されていて
美味しいと評価されているお店は大抵区別されているお店であることが多いです。

その中でフランス菓子が好きで国内のお店で働きながら
独学でフランス語を勉強してフランスへ行って働いてきた自分が
地元でもフランス菓子の美味しさを紹介したいと思って開いたのがオ・ボン・カドーです。

フランスのお菓子屋さんと同じように
タルトやムースが主体となっています。
スポンジ系のケーキはご予約のホールケーキ以外は置いておりませんが
どのケーキも美味しさにこだわってレシピから考えて作っておりますので
「ショートケーキじゃないから」「ロールケーキじゃないから」と気嫌いせずにお試し下さいませm(_ _)m

これまでのムースやタルトとの違いに納得いただけるかと思います

写真のケーキは
・ラズベリーのソース
・バニラムース
・白桃のコンポート
・キルシュ風味の純生クリーム
といったフレンチレストランの皿盛りデザートをグラスに詰め込んだ「メルバ」です。
¥580と当店のケーキの中で最も高い値段ですが最も繊細なケーキです。  
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Posted by A.B.C. at 00:03Comments(0)

2016年04月28日

嬉しい言葉

オ・ボン・カドーです。

ご無沙汰しておりましたが
この間に季節外れに流行したインフルエンザにかかってしまい
5日ほどお休みを頂いたりとご迷惑をおかけしてしまい
申し訳ございませんでした。

ただいま当店では久しぶりの新作として
カヌレを始めました

このお菓子をPAULで初めて食べて以来大好きで
ワーホリの終盤にフランス一周一人食べ歩き旅をした時に
しっかり発祥の地、ボルドーにも寄って食べてきたほどです。

銅型でしっかり焼き込んだ
カリカリのカヌレです。
また流行りだしているそうなので
ご存知ない方は是非お試し下さいm(_ _)m




さてタイトルの件ですが

お父さんと息子さんの2人でよくご来店いただくお客様から
当店の生クリームのホールケーキ(ご予約でのみ受け付けております)の感想をいただいたのですが

お父さんからは
「初めて生クリームのケーキを美味しく感じましたよ」

息子さんからは
「すごく美味しかったです!これからも頑張ってください!!」

と言っていただけました

当店の生クリームは添加物など入っていない純生クリームなのですが
後味がくどくなくスッキリした味わいの38%のものです。

どれほど違うかは当店の純生デコレーションをご予約頂くか
ママパンという製菓製パン材料の通販サイトで森永フレッシュクリーム38%を取り寄せられるとわかっていただけるかと思います。

それだけ美味しいクリームなので
それに合わせてふかふかでしっとり口溶けのいい独自配合のスポンジを用意するこだわりっぷりです

ケーキの表面を凍らせて
写し絵方式で甘いナパージュでイラストを描くことはできるのですが

無添加の生クリームではゼラチンや増粘多糖類などを加えないと冷凍によるダメージに耐えられないことと

せっかくのスッキリ美味しいクリームを
甘いナパージュで台無しにしたくないという
以上の2点からイラストケーキなどをお断りさせていただいております。

イラストケーキの問い合わせをいただく際に
「申し訳ございませんが、当店では承っておりません」
としかお答えしておりませんがこのような背景があることを
ご理解頂けると幸いです。


息子さんからも
「すごく美味しかったです!これからも頑張ってください!!」
と言っていただけましたので
今年の誕生日ケーキは当店のこだわりいっぱいの純生デコレーションはいかがでしょうか?

その他のフルーツのタルトやタルトショコラ
チーズケーキにハイネのホールなども承っております。
(仕込の都合によりお受け出来ないこともございますので
純生デコレーションやフルーツのタルトは2日前、その他のホールは1週間前にご注文願います)

・純生デコレーション


・フルーツのタルト

グレープフルーツなど皮を気にせずお召し上がりいただけます。
(現在ラズベリーは乗せておりません)

・タルトショコラ


・ハイネ

ホワイトチョコのムースの中にラズベリーのジュレとヨーグルトのムースが入っております。


詳細は店頭もしくはお電話でお問い合わせください。  
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Posted by A.B.C. at 23:56Comments(5)

2016年02月23日

それがそれであるためには

オ・ボン・カドーです。

今回は当店の「クグロフ」のご案内!




こちらの商品は
アルザス地方の伝統的なブリオッシュタイプの「クグロフ」ではなく
バターケーキタイプの「クグロフ」です。

バター、砂糖、卵、小麦粉を同割で作る
「キャトルキャール」と言われるバターケーキの基本配合をベースに
マジパンと生クリームを加え、風味としっとり感をアップさせております。

種類は
・レモンピールを加えたレモン風味
・チョコチップ入りのチョコ味
・ドライいちじく入りのキャラメル味
・クルミ入りのコーヒー味
の4種類を切り替えながらお出ししています。

お試し用に1/4カットでも販売していますので
しっとり滑らかな「クグロフ」を是非お試し下さいm(_ _)m


さて、ここからがタイトルに関してです。

他のお店さんのことに干渉するのはどうかと思うのですが
昨日の夕方に来られたお客様とのことがあるのでちょこっと
当店の考えを書かさせて頂きます。

その方は「クグロフ」が当店にもあると聞いて来られたのですが

話がかみ合わないのでスマホでお近くのお菓子屋さんのブログの写真を見せて下さり

写っていたのはグラサージュ掛けしたバターケーキを四角くカットされた要冷蔵の「クグロフ」でした。

それを見て内心びっくりして動揺してしまったのですが
その衝撃を抑えつつ
そのお客様に

「一般的に独特な形のクグロフ型で焼いた
ブリオッシュもしくはバターケーキをクグロフと言いまして
当店では陶器製のクグロフ型でじっくり焼き上げたバターケーキタイプのものを販売しております。」

と再度ご案内させて頂きました。

クグロフ型で焼いてなければそれはクグロフではなく
ブリオッシュもしくはバターケーキだと
当店では考えます。

例えるなら
外国で日本料理屋に入って「たこ焼き」というメニューを見て頼んだら
タコ入りのチヂミが出てきた(−_−;)
といった感じではないでしょうか。

考え方は各お店それぞれですが
フランス菓子としてこだわっておられるお店の
「クグロフ」はこの独特な形のもので売られているように思います。

見た目も可愛いですしね♪( ´▽`)

念のためにネットで調べてる時に見つけた
クグロフ専門店さんもやはりこの形で販売されてます。
http://www.merveille-lune.jp

うちのと食べ比べしてみたいです(^_^)  
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Posted by A.B.C. at 03:59Comments(0)

2015年09月20日

衝撃的な出会い

オ・ボン・カドーです。

プリンに引き続き、アルプラザさんの催事つながりで
チーズケーキのご紹介をkao05

さて、当店のチーズケーキ。
レアチーズのような滑らかさを持つ優しい味わいを売りにしていますが
オープン当初からご好評を頂いており
「チーズケーキが苦手でしたがおいしく食べれました」
「初めてチーズケーキをおいしく食べれました」
といったメッセージやお声を頂いております。



もし、まだ食べられていない方は是非一度お試し下さいm(_ _)m

そんなチーズケーキを考えた人間ですが
元はチーズケーキが苦手でしたkao08

小さい頃に売られていた上面がツヤツヤのチーズケーキの美味しさがわからなかったのですが
NYチーズケーキを食べたとたんに考え方が変わって
チーズケーキにハマり、いろいろと食べてきました。

そんな中、別格なチーズケーキが僕の中にありまして
それを食べた時は代々木公園で一人でめっちゃハイテンションになってました(笑)

そのチーズケーキは「マンダリンオリエンタル東京」のブティックで売られていたチーズケーキ。

食べてみると、ものすごく濃厚で、めっちゃ滑らか。
今まで食べてきたものと全く違いました。
(お値段も・・・)
写真を取る前に食べてしまっていたらしく見当たらないので、ネットから拝借。



この左端のケーキがそれです。2009年に撮られたもので、僕が食べたのも2008年頃。

それを再現してみたくて、いろいろと考えて試してみた結果が
今のチーズケーキです。

これと、元のチーズケーキとどれくらいの差があるのか食べ比べてみたいのですが
何度か東京に行った際に訪れているのですが見かけないので
もう売っていないのかもしれません。

さて、当店のチーズケーキに話を戻して
最近、少し改良を加えまして、土台のクッキーを大手メーカーのグラハム粉から
長浜産の全粒粉に変更し、より優しい味になりました。
地元湖北町のシバタグラウンドミュージックさんの全粒粉です。

地産地消で美味しいものができると
自己満足ではあるんですが、嬉しくなったりします。

まとまりの無い文章ですが
プリンと合わせて、お取り寄せスイーツをお買上げの際は
是非当店のチーズケーキと食べ比べてみてください。

最後になりましたが、明日は敬老の日。
当店の「美味しい」をプレゼントにいかがでしょう。

オ・ボン・カドー(素敵な贈り物)からのご提案でしたkao10  
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Posted by A.B.C. at 21:07Comments(0)

2015年09月20日

美味しいプリンの印

オ・ボン・カドーです

このシルバーウィーク中
アルプラザ長浜店さんの催事場で
お取り寄せスイーツの販売をされていると聞き
なんでも、プリンとチーズケーキがメインだとか。

その組み合わせなら是非うちも!!

と言いたいのですが
お声が掛からなかったのでこちらで紹介させて頂きます(笑)

さて、先ずは当店のプリン。
伊吹牛乳に純生クリームを加えて作っております。

それだけでも十分美味しいプリンが出来るのですが
作り方に少し気を使う事で2層になるように焼き上げています。



このタイプで有名なのが「パステル ミュゼ」さん。
あと、都市部のパティスリーでもちょくちょく見かけるタイプで

ネットで調べると「クリームライン」の入ったプリンとも言うそうです。

生クリームの脂肪分を上に集めつつ固める事でブリュレのような層が出来上がり

その下にはものすごく滑らかなプリンの層が出来上がります。

それをちょっと苦目のキャラメルソースと合わせると
固めのプリンや半生のトロトロプリンと全く違う濃厚な美味しさが味わえます

原理や押さえるべきポイントがだんだんと解ってきて成功率も上がってきたので
このこだわりを公に晒すことをようやく決意致しました(オーバーですね

これを分離と言う方もおられるようですが
そうではなく、生クリームやノンホモ牛乳を使って
上手く焼き上げた時に現れる
美味しいプリンの印なので
催事場の物と食べ比べされてはいかがでしょうか

プリンだけで長くなってしまったのでチーズケーキはページを変えますね  
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Posted by A.B.C. at 18:22Comments(0)

2015年06月02日

バターと生クリームについて

オ・ボン・カドーです。
今日、明日と連休を頂いております。

さて、Facebookページのいいね!が200件を突破いたしました。
ありがとうございます。
一昔前のmixiだったら「記念すべき200人めは〇〇さんです!」とか
表示させたりしてましたが、完全に見失ったのでどちら様かわかりませんface07

200件突破記念ということで
当店のこだわりについてちょこちょこ書いていこうかと思います。

「こだわってもそんなこと一般のお客さんにはわからないって」

と県外のオーナーパティシエさんに言われたので、じゃぁ、そこんところをブログでアピールしていこうじゃないか!
と思いついたのがきっかけですkao08

なが~くなることが多くなると思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。


第一弾は「バターと生クリーム」についてです。

当店では、焼き菓子にショートニングやマーガリンでなく、バターを使うということと
生クリームも植物性のものを混ぜずに動物性のみ使用するということにこだわっています。

原乳から作られるバターや生クリームといった「動物性脂肪」
植物性油脂に水素添加して作られる水素硬化油を原料にしたマーガリン、ショートニング、植物性生クリーム
とがありますが、動物性脂肪の方が溶ける温度が低いため口どけもよく、後味もスッキリするのに対し
水素硬化油はバターに比べて溶けにくく、口の中に残るため、後味がくどくなってしまいがち
というのが、今まで働いてきた中で感じてきたことで
美味しさに大きく影響してくるため、自分でやる時はしっかりこだわろうと思ってきました。

実際やってみると、原価が上がってしまいますねぇ。

どれくらい違うかは、スーパーに行かれた際に
「バターとマーガリン」、「動物性の生クリームと植物性の生クリーム」の値段の差を見てもらえると
わかっていただけるかと思います。

美味しさにこだわるという理由の他に
安全なものを販売したいという理由もあります。

どういうことか?

ちょこちょこ話題になってる「トランス脂肪酸」に関してです。
これ、WHOから「トランス脂肪酸の摂取量は、最大でも一日当たりの摂取エネルギー量の1%未満にするよう勧告する」ということが発表されているもので
平均的な日本人の摂取量はそれ以下なのですが
内閣府食品安全委員会が作成する「ファクトシート」によると
https://www.fsc.go.jp/sonota/54kai-factsheets-trans.pdf

<1%を超えていたのは、調査した中で女性の24.4%、男性の5.7%で、要因として菓子類などの摂取が多い傾向にあったことが示されている>
という一文があり、国もトランス脂肪酸の害と、高摂取者が存在していることを把握してるようです。

食べててもすぐに問題がでるわけでなく、これもタバコと同じような問題なんでしょうけど
こういう情報を知ってしまったら余計にこだわりたいじゃないですか。
まして「お菓子」と言われたなら尚更です。

生クリームも安定するからといって植物性のものを混ぜるということはしないでいます。
なので、キャラクターもののケーキはお断りさせて頂いております。

このクリームにこだわった当店のショートケーキを食べていただいた方から
「ミルクの味がしっかりしてるのに、さっぱりしてて美味しかったぁ♪」
という感想も頂いております☆
わかっていただけると知るとやはり嬉しいですね♪

それともう一点、店名の「素敵な贈り物」として利用していただきたいので
焼菓子にマーガリンやショートニングを使用せずに頑張ってます。

ほんと原材料の請求額を見ると、胃が痛くなりそうですが
これからもこの点に関してはこだり続けます!

読みづらい文章になってしまってますが
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m



次回のこだわりは、急速冷凍について書こうと思います。  
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Posted by A.B.C. at 17:36Comments(0)